8,000円(税込)以上お買い上げで送料無料!

ベストプライス保証!その他モールよりお得にお買い物できます。

商品はIFBB PROと共同開発

1RMとは?重量設定の基準を持つだけでトレーニングの設計が変わる理由をトレーナーが解説

1RMとは?重量設定の基準を持つだけでトレーニングの設計が変わる理由をトレーナーが解説

GS Lab |

重量を選ぶとき、「なんとなく」になっていませんか

ジムに通い続けているのに、重量の選び方にいつも迷いがある。先週と同じバーベルを手に取りながら、「これで合っているのかな」と感じたことはないでしょうか。実は、重量選びの「なんとなく」は、トレーニングの質を静かに下げていることが多いのです。根拠のある数字をひとつ持つだけで、その迷いはなくなります。それが1RMという考え方です。

1RMの定義|その人の「今の限界値」

1RMとは、1回だけ持ち上げられる最大の重量のことです。Repetition Maximumの略で、日本語にすると「1回反復最大値」と表現されます。スクワットにもベンチプレスにも、デッドリフトにも、すべての種目に1RMは存在します。この数値はその人の現在地を示す指標であり、今の自分がどれだけの負荷を扱えるかを数値として表したものです。体力や筋力は日々変化するため、1RMは固定された数字ではなく、トレーニングを積み重ねるごとに更新されていくものです。

なぜ1RMを知ることが重要なのか

1RMが重要な理由は、重量設定の「基準」になるからです。筋肥大を目的としたトレーニングでは、1RMの70〜85%の強度が有効とされています。たとえばベンチプレスの1RMが100kgであれば、筋肥大を狙うセットでは70〜85kgを扱うことが目安になります。この範囲で5〜15回の反復を、「あと1〜2回は無理」と感じる強度で行うことが、効果的な刺激につながります。感覚だけで重量を選んでいると、知らず知らずのうちに強度が低すぎるゾーンに留まりがちです。1RMという基準を持つことで、毎回のセットに根拠が生まれます。

よくある誤解|1RMは上級者だけのものではない

「1RMを測るのは上級者がすること」という誤解が根強くありますが、これは事実ではありません。むしろ、始めたばかりの段階で自分の基準を持つことがとても大切です。基準がないと、毎回の重量選びが感覚任せになり、適切な強度に届かないまま回数だけこなす、というループに入りやすくなります。10回でギリギリ限界に達する重量(10RM)は、1RMのおよそ75%に相当します。実際に1RM測定が難しい場合でも、10回持てるギリギリの重量を把握しておくだけで、強度設定の精度が格段に上がります。初心者こそ、早い段階でこの感覚を身につけてほしいと思います。

自分の設計を確認するチェックリスト

  • 種目ごとに目安となる重量を把握している
  • 毎回なんとなく同じ重量を選んでいない
  • 10回でギリギリ限界になる重量を種目ごとに知っている
  • セットごとに強度(追い込み具合)を意識して重量を選んでいる
  • 重量・回数・セット数を記録してトレーニングを管理している

1RMを活かすために記録を残す

1RMの考え方を実際のトレーニングに活かすには、記録をつける習慣が欠かせません。前回どの重量で何回できたかが分からなければ、今日の設定が正しいかどうか判断できないからです。どんなにシンプルなメモでも構いません。種目名・重量・回数・セット数を残しておくだけで、次回の基準が生まれます。重量が上がらない時期こそ、記録を振り返ってフォームや強度を見直す好機でもあります。数字があれば、感覚ではなく根拠でトレーニングを前に進められます。

重量選びに迷わなくなるために

1RMは難しい概念ではありません。「自分が1回だけ持てる最大の重量」という、シンプルな定義を理解するだけで、トレーニングの見え方が変わります。そこから逆算して、今日のセットをどの強度で組むかが決まる。この流れが身につくと、ジムに入ってバーベルの前に立ったときの迷いがなくなっていきます。感覚より根拠で動く。それだけで、同じ時間のトレーニングから得られる成果が確実に変わっていきます。ぜひ今日から、自分の1RMを意識してみてください。