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コンビニ増量飯の選び方|脂肪を増やさないクリーン増量の食事設計

コンビニ増量飯の選び方|脂肪を増やさないクリーン増量の食事設計

GS Lab |

増量=太ることではない

体重を増やしたいのに、気づいたら体脂肪ばかりが増えていた——そんな経験をされている方は少なくありません。実は、このパターンの多くはカロリーの「量」が問題なのではなく、「設計」に原因があります。筋肉を増やすためのエネルギーを確保することと、ただ体重を増やすことは、まったく別の話です。GORILLA SQUADでは増量を「筋肉を作るための余剰エネルギーを確保するプロセス」と定義しています。この考え方を出発点にすることで、増量の取り組み方が根本から変わってきます。

よくある誤解:増量期は食べ放題でいい?

「増量期だから何でも好きなだけ食べていい」という考え方は、トレーニングを始めて間もない頃によく耳にします。確かに、カロリー不足では筋肉はつきません。しかし、大幅なカロリー過剰はむしろ体脂肪の増加を加速させてしまいます。こうしたダーティバルクと呼ばれるやり方は、体重の増加スピードは速いものの、その後の減量フェーズで大きな苦労を生みます。増量後にすっきり仕上げるためにも、「増やし方の設計」こそが重要なのです。

余剰カロリーは少しでいい

筋肉を増やすために必要なカロリーの余剰は、実は思っているよりずっと小さくて構いません。目安として、1日の総消費カロリー(TDEE)より200〜300kcal多く摂取することがリーンバルクの基本です。具体的な1日の摂取カロリーの目安としては、体重×40〜45kcalが参考になります。体重70kgであれば2,800〜3,150kcal程度が目安です。増量の適切なペースは体重の0.25〜0.5%/週、月換算で0.7〜1.5kg程度。「遅すぎる」と感じるくらいのペースが、実は体脂肪の増加を最小限に抑えながら筋肉を積み上げる、最も確実なアプローチです。

たんぱく質は増量でも最優先

カロリーが足りていても、たんぱく質が不足していると筋肉の合成は起きにくくなります。増量期こそ、たんぱく質の確保は絶対条件です。目安は体重×1.6〜2.2g/日。体重70kgであれば、1日112〜154gを毎日確保することが基本となります。1食あたり30〜40gを3〜4回に分けて摂ると、筋タンパク合成の効率が高まります。鶏むね肉100gあたり約23g、マグロ赤身100gあたり約26g、卵1個あたり約6gなど、食材のたんぱく質量を把握しておくと、日々の食事設計がぐっとスムーズになります。

炭水化物を上手に使う

増量中に炭水化物を増やすことへの抵抗感を持つ方も多いですが、「炭水化物を増やす=体脂肪が増える」というのは誤解です。体脂肪が増えるかどうかはカロリー収支次第であり、炭水化物は筋肉の合成を支援する重要な栄養素です。特にトレーニング前後の炭水化物摂取は、パフォーマンスと回復の両面に大きく貢献します。白米やバナナのような高GI食品はトレーニング前後に取り入れ、それ以外の時間帯はオートミールや玄米などの低GI食品で血糖値の安定を図るのが、コンビニ食を活用したクリーン増量の実践的な考え方です。

コンビニ増量飯の組み合わせ例

コンビニで増量食を組み立てるのは、慣れれば難しくありません。たとえばトレーニング後の食事として、プロテインシェイカー(たんぱく質約25g)+おにぎり2個+ゆで卵2個+牛乳200mlを組み合わせると、P:40g F:10g C:70g 約550kcalのバランスが実現できます。昼食パターンとしては、サラダチキン2個+おにぎり2個+ゆで卵1個+バナナで、P:50g F:20g C:80g 約700kcalを確保できます。「何を食べればいいか分からない」という状況こそ、パターンを決めて繰り返すことが増量継続のコツです。

体重の変化は週平均で読む

増量中の体重は、水分量・食事量・排便の状態によって日々大きく変動します。そのため、1日単位の数値に一喜一憂するのではなく、週平均の体重変化で進捗を確認する習慣をつけることが大切です。月に1kg以上増えていなければカロリーが不足している可能性があり、逆に月2kg以上増えているペースは体脂肪の増加が速すぎるサインかもしれません。月1.5kgを超えるようであれば、摂取カロリーや食事内容を一度見直すタイミングです。

クリーン増量のセルフチェックリスト

以下の項目を定期的に確認することで、増量の設計が正しい方向に向かっているかをチェックできます。ひとつでも抜けているものがあれば、まずそこから整えてみてください。

  • TDEEを把握している
  • たんぱく質量を確認している(体重×1.6〜2.2g/日)
  • 週平均体重を記録している
  • トレーニング後に炭水化物を摂っている
  • 月1.5kg以上増えたら食事内容を見直す